通信隊のホームグラウンドで,戸塚・泉・栄区の代表チームによる三区対抗親善少年野球大会が開催されました.6年生にとっては,残り少ない大会ですが,現チームの集大成にふさわしい熱戦が繰り広げられました.
第1試合は栄区代表の桜井ルーキーズさん.
初回に2点を先制すると,守りに入ってから集中力が一気に高まります.2名の投手で四球2つのみ.野手は無失策で守りきり,5回に2点を追加すると7回無失点(4−0)で初戦を突破しました.特にセカンドの6年生は4つの守備機会を鉄壁の守りですべてアウトにする大活躍!普段の練習で誰よりも真剣に取り組む姿勢が,大舞台での好プレーにつながった試合でした.
第2試合は同じ戸塚区の戸塚ACFホークスさん.
対戦するのは,この秋3試合目ですが,これまで大差で敗戦している強豪チームです.
初回は,またまたセカンドの選手がフライとゴロを華麗にさばき無失点.2回に先頭打者を出すとすかさず盗塁を決められ無死2塁となりますが,その後のレフト前ヒットをレフトの5年生がストライク送球のバックホームで本塁アウトとします.3回になると相手の打線に火が付き3失点.四球も重なり一死満塁のピンチ.これまでのチームでは大量失点してきた場面でしたが,内野前進守備から6−2−3のホームゲッツーでチェンジ!裏の攻撃では,キャプテンの痛烈なタイムリーヒットが飛び出して1点を返します.4回にも2点を失い,苦しい展開となりますが,今日は最後まで集中力が途切れませんでした.5回にも一死満塁のピンチを1−2−3とこの日2回目のホームゲッツー.6回,7回も無失点に守りきりました.結果は相手投手を打ち崩せず1−5の悔しい敗戦となってしまいましたが,選手たち一人ひとりが成長した姿を見せてくれました.
今年の6年生は,コロナウイルスによる自粛で春の大会がなくなり,チームでの練習もできずに大変な思いをしてきましたが,焦らずコツコツと練習してきた成果が実を結んだ2試合だったと思います.
対戦した桜井ルーキーズさん,戸塚ACFホークスさん,これまで様々な対策を講じて大会を開催していただいた運営本部の皆様,本当にありがとうございました.